絞殺魔/シャッター・アイランド
夜更かしして、フライシャーの名高い『絞殺魔』を鑑賞。傑作。
一夜明けて、朝からスコセッシの『シャッターアイランド』を鑑賞。
どちらも精神病患者を扱ったものだが、トニー・カーチスの無表情ながら何かがカチッと頭の中でチェンジした瞬間のデリケートな目の光り方に比べると、ディカプリオのむくんだ顔の表情豊かな演技は非常に野暮ったい。
野暮ったいのは、ディカプリオのせいだけでなくて、フラッシュバックの多用も非常に野暮ったい映画であった。スコセッシはこんなに野暮ったかったか?
そういえば、ディカプリオはもう一つの野暮ったい映画『インセプション』でも、死んだ妻への未練でぐじゅぐじゅの野暮ったい男を演じていた。
先日観た『ソーシャルネットワーク』を観た後なので、特に野暮ったさが目立つ映画だった。
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