放蕩キャベツの帰還

結局、東京へはロリータを持っていった。
愛おしいのである。この本が。


東京は雨。
昨日の予報では雪だと言っていたが、冷たい小雨が降っている。
幸いなことに今回は偉いヒトとの出張だったので、タクシーにて移動。


用事をそそくさと済ませ、芝公園近くのホテルへチェックイン。
ロビーの喫茶店で、アーダコーダと打ち合わせ後、赤坂見附へ。
途中、浜松町の本屋によって、思い余って、ロリータのペイパーバックを買ってしまった。
Lolita (Penguin Modern Classics)


大いに飲んで、深夜にホテルへたどり着く。
それにしても、ほぼ一年ぶりに立ち寄った台湾スナックのババアが立派に俺の顔を覚えていやがった。
あーこわ。
どうも、ヒトに覚えられやすい顔をしているらしい。
だが、良いことはあまりない。ような気がする。