黒沢清/叫

DVDで2回目。
今回は息子たちと。
赤い服の幽霊がどどーんと正面から現れ、近づいてくるのにあわせ、次男が絶叫。
長男は、物語解釈に勤勉に取り組んでいたが、犯人が全て逮捕され、事件は解決されるが、物語は解決されない。
ということで、いつのまにか寝入っていた。

中盤の取り調べ室のシーンは、やはり、面白い。光のなかから何かが湧き上がるように見える。風になびくカーテンの影に混じって、なにものかが横切るように見える。


ラストの小西真奈美は、それにしても醜い。

傑作。

叫 プレミアム・エディション [DVD]