Please, Please, Please, Let Me Get What I Want

Good times for a change

See, the luck I've had

Can make a good man

Turn bad

 

So please please please

Let me, let me, let me

Let me get what I want

This time

 

 

Haven't had a dream in a long time

See, the life I've had

Can make a good man bad

 

 

So for once in my life

Let me get what I want

Lord knows, it would be the first time

Lord knows, it would be the first time

名は体を表す?

私はここ十数年、年賀状を出したことがない。だから、もらう年賀状も少ない。仕事関係を含めても20に届かない。

そんな私だが、頂いた年賀状を眺めていて、ふと、思った。
同じ自分の名前でも、ひとによって様々に表されているものだ。
昨今は、自宅のプリンターで印刷されただろうものが多く、それでも様々なフォントが使用されている。
そんななか、自らの手書きで宛名を書いて下さっているものを拝見すると、なんとはなしに、ありがたく思えてくる。
おひとりおひとりの筆使いに人柄までも思いをいたすのはごく自然なものだろう。
 
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北京ー青島ー福岡

北京から青島経由で福岡空港に帰ってきた。
青島を出て、クサイ機内食を食べて、うつら、うつらしていると、にわかに揺れはじめたかと思うと、どっかーん!エアポケットをはじめて体験した。あー怖かった!


そうして、何事もなく⁈帰国したわけだが、それにしても湿気がかなわん。呼和浩特(フフホト)が恋しいな〜。

シリンホトから北京へ

胃痛のため、2時間おきに目が覚める。
朝食抜きで、シリンホト空港へ。
ちょっとしたハプニング。
旅行社の入力ミスで、パスポートの番号と名前が同行者といれ違っていて、このままではチェックインできないという。
急遽、改めてチケットを買って、なんとか離陸間際に乗り込むことができた。


シリンホトから北京へは、飛行機で1時間ほど。
地図上では、シリンホトからまっすぐ降りれば北京である。
機内で荒涼とした風景を撮る。


北京空港に降り立つと、すぐに胃痛がぶり返し。
急いでロキソニンを飲み下す。
空港近くのホテルに投宿。
北京は初めてだが、ホテルから遠く離れた中心市街地に赴く元気はもはやなし。
一寝入りして、夕方から近くのスーパーマーケットを見学することにした。


ホテルから15分ほど歩いたところにあるスーパーマーケットの隣に、足つぼマッサージ屋さんがあった。
値段を聞いてみると、200元とのこと。
お姉ちゃんたちが客待ちでソファでくつろいでいる姿を見て、同行の中国人の同僚が、ここはやばいと言うので、みおくり。
スーパーマーケットで調味料やお菓子を大量に買い込んだ後、更に先へ行くと、まともそうなマッサージ屋さんがあった。
全身・足つぼ・吸盤マッサージで150元だというので、お願いする。


専門学校を出たばかりの20歳前後のマッサージ師が汗だくになって全身をもみほぐしてくれた。
足つぼマッサージの後、吸盤マッサージ。
大ぶりのガラスのつぼを火であぶって背中に貼りつける。
体が大きいので、なんと30個ものタコつぼが背中に貼りついた。
10分ほどですっぽんすっぽんとタコつぼを外していく。
同僚が撮ってくれた写真を見ると、丸大ハンバーグのような丸いあざが背中じゅうに貼りついている。
調子が悪いところは紫色のあざとなって出るそうで、両肩の下のあたりにず黒くまるいあざがあらわれていた。
このあざ、一週間ほどは、残るそうだ。
帰ったら、お土産代りにみんなに見せてやろう。

若いマッサージ師たちに心ばかりのチップをはずんで、店を出たのは21時ちょっと前。
なんと3時間弱たっていた。
これで150元=2000円以下なのだから、大変お得である。
北京再訪が待ち遠しくなった。


夕食は昼食と同じホテルのレストラン。
部屋に帰って、同僚が買ってきた桃を頂く。
中国では、柔らかい桃はあまり食べないらしい。


そうして、旅の最後の夜も終わる。
明日は5時起きである。

シリンホト大草原日記

シリンホト2日目。
旅の友に持ってきた本は、

  • ル・カレ『パーフェクト・スパイ』(上・下)
  • 柴崎友香『ドリーマーズ』
  • イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』
  • エミール・デュルケム『社会学的方法の基準』

なのだが、ほとんど、手がつかない。
このうち、モンゴルに関係するのは、カルヴィーノ『見えない都市』だが、考えてみれば、この小説は、フビライ汗のもとでマルコ・ポーロが語る物語についての本であり、モンゴルのことは全く出てこないのであった。
ところで、このブログはもちろん海外出張の暇を見つけて書いているものだが、仕事の話はほとんどしない。


「他の大使らは饑饉や汚職や陰謀を告げ、あるいは碧玉の新たな鉱脈の発見、貂皮の割より値段、彎月刀供与の申し出を知らせてまいっておるぞ。で、その方は?」と偉大なる汗はマルコ・ポーロに問うた。「そちもまた同様にはるばると遠い国から戻って来ながら、申してくれることはただ、門先にすわりこんで夕涼みするものが思い浮かべるようなものばかりか?それならば、そのように旅をして何の役に立とうというのか?」

イタロ・カルヴィーノ著・米川良夫訳『見えない都市』河出文庫:36

もちろん、出張報告はこのブログとは別のしかるべき方法によって書かれ、提出されることになるのだが、それはあくまで「出張」であって、旅とはどこか違うような気がする。
旅の合間に出張しているというべきか、出張の合間に旅をしているというべきか。
自問自答するだだっ広いホテルの窓外には、日が暮れるなか、昨日の機内で見下ろしたモンゴルの荒野が広がっているが、昼間に用務先の案内で大草原を見ることになった。
こんな荒野にも、人間の手は伸びているわけで、どこまでも続く大平原にどこまでも電線は続くし、悪趣味なモニュメントも建立されている。
垂直の視点でなにやら荒涼とした荒野のイメージを抱いていたが、同じ対象を真横に見ると、そんな感傷的なイメージは完膚なきまでに裏切られた。




それにしても、胃がぼろぼろである。
おそらくこの原因は、肉ではなく、牛乳のお茶やヤギのヨーグルトなどを大量に摂取したためだと思われる。




シリンホトラストナイトは、名物のなべ料理であった。

シリンホトまでやってきた。

昨日の暴飲暴食で、胃が壊れた。
同行者に薬をもらい、一日中、ぼーっとしたまま、移動。
フフホト空港からシリンホトまでは、飛行機で一時間ほどの旅である。
ちなみに陸路だと19時間とか聞いた。
離陸前から30分ほど寝る。
目覚めると、眼下に凄まじい荒野が広がっている。
なーーーーーーーーーーーーーーんもない荒野である。
窓外の景色をじーーーーーーーーーーーと飽きもせず眺めていると、巨大な炭鉱現場が現れる。
深く掘らずとも、石炭がうじゃうじゃ出るのだそうだ。
まるで、ロードオブザリングに出てくる兵器工場のようである。
大草原の空港に降り立ち、お迎えの車で、シリンホト市街へ。


シリンホトは、開発中であちこち立てかけのビルが林立している。
だだっ広い街に少ない人口。


ホテルからとったシリンホトの写真。


ホテルにたどり着くや否や、スケジュール変更で、用務先へ。
無事、仕事を終え、本日もグルメ旅である。
さすがにモンゴル料理ばかりでは、ということで、スタンダードな中華料理屋へ。
とはいっても、こんなものである。

結局、モンゴルの家庭でよく食べるという、ヨーグルトやヨーグルトで作ったパンがいちばん美味しかった。

これヨーグルト。しぼりたての牛乳を寝かせるだけで出来上がりらしい。


本日の宿も一人寝には大変もったいない、スイートである。
1週間くらい滞在したら仕事がはかどるのではないか。