真昼の咆哮

息子たちのソフトの練習に付き合っていると、体育館の方からナニモノカ大勢が騒ぐ声と言うか大きな音が鳴っていて、となりにいたヨシダさんが、体育館には誰もいないはずだが、というので、一人で見に行ってみると、やはり体育館のなかは無人で、ガラス扉から覗くと窓から光が差し込んでいて、舞台や床を照らしていたのだが、昼間に見る無人の体育館のなかというのは、なんかいそうで怖いもんだ、なんというか狂気が漲っていたりしていた。そこに白いブラウスに赤いスカート女の子(花子さんか?)が一人立っていたりする光景を想像するだけで、恐ろしい。


住んでいるのは山の中だが、今夜なんか断続的に山の中からどどーんどどーんとなんともいえない音が轟くのだ。なんか異界が開いているのだろうか?次男が寝ぼけて泣いていたのと関係あるのだろうか?
こわ。