金井美恵子/[asin:4022502177:title]

昨日今日で読了。
最近、朝日文庫になった小説論 読まれなくなった小説のために (朝日文庫 か 30-3)の豪華2本立て特別付録にまんまと乗せられ、GWの口之津行きはこの本と噂の娘 (講談社文庫)を携えていったのだったが、おふくろの実家でやったことと言えば、息子たちとソフトの自主トレと御馳走満腹道場と100円文庫古本ハンターで終始、ようやく休みを実感したのは、昨日の土曜のことで、といってもシノツク雨の一日で、「シノツク雨」といったのは次男だが、どこでそんな言葉を聞き知ったのか分からんが、ポッドキャスティング文化系トークラジオlifeをだらだら聞きつつ、温水プールに息子たちを連れて行き、マッサージチェアで100円玉を2枚投入し、ぐへえとうめき、ごみ焼却の熱を使った臭い温泉風呂とサウナで一汗流し、母の日に一日早いが、手ごろなバラの鉢があったので買って帰り、息子たちの小学校の育友会保体部役員を拝命したため、夜8時からの熊野神社入り口の集会所での会合に出席、育友会企画の競技種目のネーミングで10分ほど悩んだだろうか、結局、それは「オシロイショウケリレー」と言う名に決まり(もちろん俺の命名)、帰ったのは9時過ぎで意外と早く終わり、今日の試合に備えて10時には息子たちを寝かしつけ、親父は、布団から脱け出して、またポッドキャスティングでだらだらと佐々木敦仲俣暁生の対談を聞きながら、あれやこれやとしかし結局どうでもよくなってしまっている小説のことについて思いを巡らしつつ長男のベッドで眠りにつき、めざめると5時半で少し焦ったが、集合時間には無事間に合い、チームを送り出して再び家に戻り、おふくろを拾って、試合会場に行くと、春の嵐か、風がびゅうびゅうと四方から吹きつけ、陽の光が燦燦とふりそそぐなか、いつものようにシャーペンでスコアブックに成り行きを書き付けつつ、ああこのままオレはスコアラーになってしまうのか、いいのだろうか?ルールもロクに知らないまま、と懊悩する間もなく惜敗し、小学校に戻って5時まで練習に付き合い、途中、キャッチャーに起用されマスクを被って半時間ほど構えていたが、これがいけなかった、首の後ろがやたらと重くなり、へたばってしまったのだが、息子たちも相当疲れていたらしく、風呂に入って飯を食うとすぐに布団に入ったのだが、8時前に次男が寝ぼけてがばっと起き、涙ながらに何かワケノワカラン言葉を呟きつつ、再び就寝したところで、親父も仮眠を中断し、金井美恵子の小説を笑いながら読み終えたのだが、書架から「目白物」を取り出し、さてどうしたものか、再読するべきなのだろうか。
快適生活研究