博多‐上海‐フフホト

FacebookTwitterもつながらないので、久しぶりにはてな。

今回の旅は、内モンゴルへ。

上海浦東空港は小雨交じりの天気。
荷物棚で誰かのオレンジジュースらしきものが漏れていたようで、バッグが汚れている。
ぶつぶつ言いながら、タラップを降りていくと、あと数段というところで見事に滑り転んだ。
ということで、数年ぶりの中国には転げ落ちての上陸である。
右ひじに擦過傷、左の中指と薬指を打撲。ううう。
不吉な予感が。

気を取り直して、タクシーで上海ホンチャオ空港へ移動。
Tシャツ半ズボンの坊主頭の若い運ちゃん。ハイウェイスターになった気分である。まあ、ぶっ飛ばしっぷりに感激。

チェックインして、昼食。1階の定食屋で、牛肉黒胡椒痛め(?)塩トマトスープ(?)を食す。その後、コーヒーショップで2時間ほど時間をつぶすが、時間をもてあましたところで、搭乗口へ移動することに。



すると検査場で、私のオレンジ色のBIGライター(150円?)が取り上げられた。ライター持込み不可なのである。

ああ、これからどうしよう!!!一瞬、恐慌をきたす。広いフロアで売店をへめぐってもライターは売っていない。身振り手振りでライターないか聞くと、定員さんは無言で喫煙所を指し示したのであった。なるほどねえ、と備え付けのライターで煙草に火を付け、とりあえず胸をなでおろしたぜ。

フフホト行きの便は、結局さらに30分ほど遅れた。
機内食のことは、早く忘れたいので、書かない。
それにしても、よく眠れるものだ。食べるか寝るかである。夢も見ずに寝る。
文庫本に指を挟んだまま寝る寝る。







現地時間22時近くに空港に降り立つと、既に重慶に5日間滞在していた同僚と合流。
くたびれた顔で迎えてくれた。旅の疲れをねぎらうより早く、ライター取られた!と煙草に火をつけてもらう。
内モンゴルは寒い。昨日までの大雨で、急に気温が下がったという。
超豪華ホテルにたどり着き、長袖に着替え、コートを羽織って、夜食をとりに街に繰り出す。


「李先生」で牛肉入り麺にビール、牛肉の干しもの(?)とネギと豚のホルモン和え(?)。うまい。内モンゴルは肉料理が豊富で美味だが、野菜料理が壊滅的に不味いのだそうだ。
この店、禁煙マークが張ってあるが、お客さんも俺も平気で煙草をばかすか吸う。内モンゴル偉いぞ。
明日からの打ち合わせをやるが、超アバウト。アウトラインだけ。あとは出たとこ勝負である。
こういうやり方は嫌いじゃないし、実力が試されるのは分かっているものの・・・。さて、どうなることやら。