東京

ほぼ3カ月ぶりに東京にやってきた。
前回は震災から2週間ほどたった頃。
その時も、薄暗かったが、いまも薄暗い。
節電の影響か、便乗経費削減か。

赤門にたどり着いたところで、既に汗だく。
胸のあたりに汗のシミ。
土曜日ということもあってか、構内は静か。
本日は、ドクターコースの説明会。
思いのほか、人が集まっているのでビックリした。
70年代ごろからアメリカの大学業界は生き残り論が盛んになったが、大学院での大学アドミニストレーター養成はいつごろから始まったのだろうか?
調べてみたい。
日本の大学アドミニストレーター養成大学院は、専門職大学院ではない。
専門職としてのスキルの体系化ができていないからなのだろう。
天野郁夫は教育社会学者はマージナルな存在だ、といっていたが、そもそも社会学そのものもマージナルなので、教育社会学はマージナルのマージナル、高等教育研究はマージナルの3乗てところか。


午後は大手町に移動し、バカみたいなイベントに参加。
このイベント、高等教育研究関連のアンテナで引っかかってきたのだが、参加してみると、入学予定の高校生と保護者、高校の教員を集め、ついでに業界関係者にも広報した、てな感じ。
人間力の先生が現れて、能天気な基調講演。
早々に抜けて、大手町をさまよい歩き、汗どろどろで神田駅からJRに乗り込んだ。


羽田は雨である。