The Demolished Cabbage

ビデオ編集も大詰め。
20分強の大作になってしまった。
キャンパスに咲く桜があんまりきれいなので、急遽撮影。


それにしても、つくづく物語を語ることが苦手だということに、我ながら痛感する。
てんで出鱈目である。
というか、開き直って言うならば、どんなものでも、映像をつぎはぎすれば、そこにヒトは何かしら物語を紡いでしまわずにおれないのだ。

例えば、編集するこの俺にしたって、風に揺れ豪勢に繁る葉が音を立てる木の映像をどこに入れるか、その木の映像に何かしら意味だの雰囲気だのを読み込んだ挙句の所業である。
なんとも不思議なものであるが、編集などというものは、「俗情との結託」と絶えず紙一重のところでどっちに転ぶか煩悶する作業である。


しかし、ホントにこれ、新入生オリエンテーションで見せるのだろうか?
スタッフは無言で無視するか怒り出すかし、新入生は眠りこけるかもしれない。
俺としては、大学のホールで大音響でフレーミング・リップスの曲がかかるだけで、当初の目的は達せられたようなものだが。


早速、来春に向けて準備を始めよう。