2007年回顧2
今年も聴く音楽は、毛布系が多かった。
新譜は邦楽のみになってしまった。
アルバムオブジイヤーは、もちろん、チャットモンチーの青盤。
Sufjan Stevensの求道的な音楽は、貸しを殆ど読んでいないまま、美メロに聞き惚れて一年たった。最近手に入れた旧作も素晴らしい。
9月と10月の苦しい時期は、ストーンズで乗り切った。出勤のクルマのなかで、ストリートファイティングマンと悪魔を憐れむ歌、ギミーシェルターを猟奇的に絶叫していたことを思い出す。
ジョニミッチェルは教養として買い求めたが、あまりの風通しのよさに、伊藤比呂美のコヨーテソングは、これをやりたかったのではないか、と思ってしまう。
スティナの悪女ぶりにすっかりだまされそうだが、だまされないよ、俺は。
ひたすら退嬰的にとろとろになるマグノリアエレクトリックカンパニーは、もしかして、昨年、買ったのかもしれない。
ギャビンブライヤーズは新宿タワーで、2回にわたり旧ヴァージョンとこのヴァージョンを購入した。しばらくナイトキャップであった。
くるりの新譜は、チャットモンチーとともに息子たちとの車中の合唱曲。
12月初旬の忘年会でエレファントカシマシの「明日へ向かって走れ」を歌って以来、クリスマスイブまで2・5・生活・太陽の季節を繰り返し聴き、息子たちと「シャララ」を合唱。育児の醍醐味を味わう。
相変わらず、スノッブでお子様なお買物ぶりである。我ながら。
今年買って聴いた音楽ベスト10
- チャットモンチー/生命力
- スフィアン・スティーブンス/Illinoise
- ローリングストーンズ/Let It Bleed
- ローリングストーンズ/Beggars Banquet
- 曽我部恵一ランデヴーバンド/おはよう
- ジョニミッチェル/Hejira
- スティナ・ノルデンスタム/And She Closed Her Eyes
- マグノリアエレクトリックカンパニー/What Comes After the Blues
- ギャビンブラヤーズ/Bryars: Jesus' Blood Never Failed Me Yet
- くるり/ワルツを踊れ Tanz Walzer
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ベイルート/The Gulag Orkestar
ホルヘ・ドレクスエル/12 Segundos De Oscuridad
アイウォーターリリーズ/スラント・オブ・ライト(BOM24119)