年越し

ココの仕組みはよくわからないが、また書き始めてみる。

年越しは、毎年のように、口之津の家(叔母の死により、昨年の今頃はまだ、母の実家だったのが、私の家となった。登記はまだ)で過ごした。例年と違うのは、耳の聞こえない叔母と我が母が不在で、代わりにもう一人の叔母が家事を取り仕切っているところ。

耳の聞こえない叔母は、10月6日に亡くなった。末期癌だった。昨年の今頃は、まだ元気で、2年ほど前から発症したと思われる認知症の症状も、島原の精神科病院に月1で通院し始めてから小康状態だっただが、残暑の厳しい昨年の9月に転んだと近所の知人に連絡し、病院に運ばれたところ、異常な痩せ具合だということで、検査を行った結果、肺、膵臓に末期癌が見つかった。きっかりひと月で彼女は亡くなった。

母は、姉の葬儀のあと、脊椎の手術を受け、転院したものの術後の経過がよろしくなく、転院先の病院で年越しとなった。

叔母の葬儀の前後から現在まで、父子家庭となり、息子たちの食事をはじめとする家事と、仕事でテンテコマイになっているが、仕事納めのその日から、ホットウイスキーを飲み始めている。

TULLAMORE DEWという、たまたま買ったアイリッシュウイスキーをお湯で割ってみると案外と美味い。

 元日は、八雲神社を詣で、瀬詰崎灯台で吹きすさぶ風に吹かれたのち、隣町の加津佐の寺を回って、諏訪ノ池を詣で、帰宅。TALISKERをすすりながら眠りをむさぼった。

いろいろと昨年を振り返ったほうがよいような気がするが、元来、反省するのが大の苦手である。後悔に終始しまうだろうから、やめにしよう。

前へ進むのみである。とりあえず前しか見ない。