浦島感覚

博多2Days。
宿は大名の繁華街。
学生の頃、しきりに徘徊していた街であるが、20年ぶりに再訪するとすっかり変りはてた風景。
牧歌的なあやしさが薄れてしまったような気がする。
なんだか、博多でなくても良いような街並み?
感慨深い。


出張二日目はグループ研修で始終イライラ気味。
なかにおひとり、文科省のOBがいたが、理路整然と大学行政や事務の流れについて、独り舞台お話になっていた。
あんた「天下り」じゃ?
地方私立大学は依然として、こうして補助金獲得やなんちゃらかんちゃらのため、文科省OBを喜々として受け入れているようである。
こんなやつらの話をありがたがって無邪気に感心しているから、いつまでたっても「事務」と呼ばれてんじゃねえか!
とふつふつ考える。
あと、禁煙ファシストが意外と多かったのも、イライラの原因か。



筑紫口のカフェ・ヴェローチェで秋学期のレポートの計画を練っていると、隣の席のヤンキー姉ちゃん(貧乏な浜崎あゆみ風)の二人組のところに初老のオヤジが尻ポケットから財布を出しながらやって来て、万札を数枚、ぐちぐちいいながら渡していた。
かーっ。


それにしても博多駅の改装工事はいったいいつになったら終わるのだろうか。
タンタンメン屋は復活するのだろうか?
博多に行くたびにイライラするのもしばらく続きそうである。