スパイダーマン拘留中

地元の祭りも終わって、夏休みもほんとうにもうすぐ終わる。
今年は、ダーク・ナイトのジョーカーのメイクで町踊り。
ちびっ子たちが泣き叫んで逃げていった。
二日目の総踊りでは、息子たちも我慢できず、舞台で汗だくになって踊っていた。
その日の昼間は、延々とヨウツベ鳥居みゆきを観続け、彼女の決して救われない魂について考えていたのだった。


明日は某所でリハビリ上映会。
オールナイトで、巨大スクリーンでDVD見放題の快挙。
ダージリン急行』も『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』も県内で初の大スクリーン上映ではなかろうか?


先日、出張先でショーン・ペンの監督作品『イントゥ・ザ・ワイルド』を観た。
奈落の底に落ちそうな急勾配の座席配置のせいか、結局、最後まで乗れなかった。
とはいえ、ウィリアム・ハートの泣きながらくず折れる姿にほろほろと涙がこぼれた。
もしかすると年長者の視点で映画を観ているのだろうか?


『重力の虹』はいっかな進まず、ようやく上巻の200ページを過ぎたあたり。
一章ずつ要約を試みるが、てんで歯が立たない。
というか、放射能のように降り注ぐ固有名詞と、大中小のエピソードの爆発が、要約などという作業を拒んでいるといおうか。